最近行ったコンサート
2000年7月
- 7月9日(日)府中の森芸術劇場どりーむホール
世田谷交響楽団第26回定期演奏会
指揮:小林研一郎
小林研一郎:<日蘭交流400周年記念曲>オランダ風と日本風の主題によるパッサカリア
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 作品36
このプログラム、確か昨年12月に日大オケがやったのと同じ。出張中のため泣く泣く行けなかっただが、聴くチャンスがあったとは!世田谷交響楽団を聴くのはこれが2度目。前回は98年9月。そのときはチャイコフスキーの1番と5番の交響曲をやった。そのときの5番の演奏は大変な熱演であり、感動して目がうるうるしてしまったほど。
さて、最初の曲は指揮者小林研一郎自身による作曲。曲は8つのパートに分かれている。@オランダのテーマ−日本のテーマ、Aエレジー、B断章、C官能、D夏祭り、Eフーガ、F熱狂 ファンファーレ 平和への祈り、G終曲。チェロで奏されるやや陰鬱なオランダのテーマの後、フルートによるさわやかな日本のテーマが登場。そしてそれらが変奏されていく。途中の夏祭りは打楽器が鳴りまくる、文字通りお祭騒ぎの曲。ここだけ演奏してもかなり受けるだろう(実際、アンコールはこの曲でした・・・。)ただ、全体を聴いた感想としては、ややまとまりに欠けるかなという気がした。
後半はコバケンさんお得意のチャイコフスキー。冒頭から堂々とした出だしで期待が高まる。特にホルンの音量がでかく、気持ちよかった。コバケンさんは激しいところはもちろんだが、歌うべきところの歌わせ方が本当に絶妙!テンポの動かし方、各楽器のバランス、実に見事。そして、終楽章のコーダ、またマジックが起きた。今となってはどういう演奏だったのか覚えていないが、とにかく一瞬、今まで聴いたことのない響き方をした。期待を裏切らない演奏だった。世田谷交響楽団は、2年前と比べれば若干技術が追いついていない気もしたが、熱演であった。
公演後、ホールの裏にある府中の森を散歩する。ここは日本には珍しい西欧的な雰囲気の本当にいい公園である。こんなところに住めたらなと思う。
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