最近行ったコンサート
2004年11月
- 11月23日(火・祝)アミューたちかわ 大ホール
くにたち市民オーケストラ 第27回定期演奏会
スメタナ:交響詩「モルダウ」
ラフマニノフ:「ピアノ協奏曲第2番」ハ短調 作品18
ドヴォルザーク:「交響曲第7番」ニ短調 作品70
ピアノ:若林顕
指揮:稲垣征夫
プログラムのよさに惹かれ、来ました。アミューたちかわは初めて。思ったよりも歴史のありそうなホール(少々残響は少なめ)。最初のモルダウは、市民オーケストラらしい素朴な音作り。初めはあまり洗練されていないような気がしましたが、逆にそれが個性として心地よく聴こえてきます。稲垣さんはマタチッチを思わせるなかなか体格のいい方で、指揮もあまり小回りは利かない感じですが何ともいえない、どっしりとした安定感があって、ひきつけられるものがあります。モルダウは後半になるにつれ、じわじわと感動が沸いてくるようないい演奏でした。
次はラフマニノフ。ピアノの若林さんは随分前(もう10年以上前?)に町田フィルでリストのピアノ協奏曲第1番を聴いて以来でしょうか。(調べたら、2000年9月にガーシュインのピアノ協奏曲を聴いていました。)若林さんのピアノは、曲のすばらしさを過不足なく伝えます。派手さや技巧を売り物にするピアニストとは一線を画します。これだけしっかりバランスの取れた演奏はそう多くないと思います。オーケストラもとてもよく雰囲気が出ていて、心満たされる演奏でした。
後半はドヴォルザークの7番。この曲は私の大好きな曲の一つ。最近はアマチュアで取り上げる機会が多いようです。演奏は、稲垣さんの素朴な雰囲気とぴったり合って、名演となりました。オーケストラの技巧は特別ではないかもしれませんが、”オーケストラの音色”が出ているのは、指揮者のオーラによるものでしょうか。この7番の交響曲は素朴さと力強さが重要だと思いますが、今日の演奏はそれがよく出ていました。アンコールは、スメタナの「売られた花嫁」より「ポルカ」。地味な選曲なところがまたいい。(普通はドヴォルザークのスラヴ舞曲などを持ってくるところか。)また機会があれば来てみたいオーケストラです。
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