最近行ったコンサート
2005年2月
- 2月6日(日)国分寺市立いずみホール
TAMA21交響楽団
第4回アンサンブルコンサート
(1)メンデルスゾーン:「ピアノ三重奏曲第1番」ニ短調 作品49より第4楽章
(2)モーツァルト:「弦楽五重奏曲第4番」ト短調K.516より第1楽章
(3)チェレプニン:「六つの小品」(@Night,AAn Old German
Song,BThe Hunt,CDancers,DA Popular Song,EChorale)(ホルン四重奏)
(4)ベートーヴェン:「弦楽四重奏曲第9番」 <ラズモフスキー第3番>より第1、4楽章
(5)ミヨー:「弦楽四重奏曲第1番」より
第1、4楽章
(6)J.カーン&O.ハマースタイン:「オールマン・リバー」(コントラバス五重奏)
(7)ドヴォルザーク:「スラブ舞曲」作品72第2番(コントラバス五重奏)
(8)出嶋靖志編曲:「チゴイ寝るだゾウ」(コントラバス五重奏)
(9)シューベルト:「弦楽四重奏曲第14番」ニ短調<死と乙女>より第1楽章
(10)ドビュッシー:「子供の領分」より3つの小品(@小さな羊飼い,A人形のセレナーデ,Bゴリウォックのケークウォーク)(フルート四重奏)
(11)バッハ:「フーガの技法」より(チェロ四重奏)
(12)ロウ:「マイフェアレディ」より<踊り明かそう>(チェロ四重奏)
(13)リュリ(ロバート・キング編):「ギリシャ神話”カドモスとヘルミオネ”へ捧げる序曲」(金管五重奏)
(14)バッハ(ロバート・キング編):「フーガの技法」より<対位法集第3番>(金管五重奏)
(15)ガブリエリ(ロバート・キング編):「カンツォーナ・ペル・ソナーレ第2番」(金管五重奏)
(16)バッハ:「ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲」ニ短調BWV1060
TAMA21交響楽団メンバー
今年初めてのコンサートです。1月も行くチャンスはあったのですが、どうもぱっとする演奏会がなかったようです。今週末も正直、あまり魅力的と思える演奏会がなかったのですが、家から比較的近いこのコンサートに行くことにしました。いずみホールは、西国分寺の駅前、来るのは2001年の12月以来2回目。やや古びた建物が周囲のきれいなビルとミスマッチなのがまたいい。
(1)のメンデルスゾーンは以前、生で聴いてその良さを知りました。今日は終楽章のみ。最初、ヴァイオリンがややおとなしいのが気になりましたが、徐々にヒートアップしました。渋いですがやはりなかなかの名品です。(2)のモーツァルトは、初めてかと思いましたが、どこかで耳にしたことがあるようなきもします。ト短調だからというわけではないですが、どこか40番の交響曲に似ています。(3)のチェレプニンは初めて。4本のホルンが朗々と歌い、思いのほかの名曲。3曲目の「狩」は、ファンファーレ風でかっこいい。ホルンのアンサンブルもいいものですね。演奏もよく揃っていました。(4)のベートーヴェンは有名な曲でしょう。私は第1楽章のサワリしか知らないのですが。それでも第4楽章などとても密度が濃い音楽で、演奏も燃えていて、引き込まれるものがありました。ここで休憩。
(5)のミヨーも珍しい。冒頭は民謡風の穏やかな雰囲気。全体に、ラヴェルやドビュッシーの弦楽四重奏曲に似たフランス的な品のよさを感じます。第1,4楽章のみでしたが、これはなかなかの名曲。(6)〜(8)はコントラバスの五重奏。スラブ舞曲もだいぶ違った雰囲気に聞こえます。一歩間違えば冗談音楽?(8)は変なタイトルですが、これこそ冗談音楽。チゴイネルワイゼンの旋律がもそっと出たかと思うと、演歌調になり、続いてサン・サーンスの動物の謝肉祭の「象」の音楽。そして最後は團伊玖磨の「ぞうさん」。会場からも笑いが・・。今日の演奏会で唯一笑えた瞬間でした。(全体に少々硬いプログラムなので、もう少し笑いを入れてもよさそう。)(9)の「死と乙女」の有名な楽章。演奏は真摯で情熱的でした。ここで2回目の休憩。
(10)の「子供の領分」の抜粋を4人のフルートで演奏。ピアノで聴くよりふわふわとした感じでおもしろい。3曲とも随分合わせるのは難しいのではないかと思うが、とてもよく揃っていました。相当練習されたはず。(11)のバッハは、いろいろな楽器で演奏されますが、チェロで聴くとまろやかな感じ。(12)は肩の力を抜いて聴けます。(13)〜(15)は金管の五重奏。ホルンの四重奏もよかったが、やはりトランペット、ホルン、トロンボーン、チューバが揃うと随分厚みが出ます。最後は、16人によるバッハの協奏曲。このヴァイオリンとオーボエのための協奏曲は名曲ですね。軽快さと崇高さを併せ持った素敵な曲。これまでずっと小編成で、やや寂しい感じも否めませんでしたが、やはりこれだけ揃うと音が格段に豊かになります。ヴァイオリンの宮川さん、オーボエの下羽さんのソロも美しい。(そう言えば、今日はオーボエ、ファゴット、クラリネットが登場しませんでした。残念。)しばし、バッハの世界に浸りました。やはりバッハはいい!
3時間以上に及ぶ長めのコンサートでした。いろいろな曲が聴けて楽しめましたが、もう少し工夫するとすれば、柔らかめの楽しい曲をちょっと増やすか、演奏者による曲目解説をするとかすれば、お客さんも退屈しないかなと思いました。(最初から最後まで聴いていたのはどれくらいでしょうか。半分くらい?)10月の定期演奏会は、マーラーの6番だそうです。行けたら行ってみようかな。
≪前月のへ 次の月へ≫
クラシックのページ
To TOP